製品デモンストレーションとは?種類や活用メリットを紹介

SaaS企業がエンタープライズ企業を開拓する際に、製品デモンストレーションを行うことは、不可欠になっています。

マーケティング活動、営業活動、顧客のエンゲージメントを高める活動、それぞれにおいて製品デモンストレーションは重要な役割を果たしています。

今回は、製品デモンストレーションの種類やメリット、デモコンテンツを作成する上でのポイントなどを紹介します。

製品デモンストレーションとは?

製品デモンストレーションとは、企業が自社の製品やサービスの使い方を実演や動画などによって顧客に分かりやすく説明することを指します。

デモンストレーションを行う方法やコンテンツとしては、店頭デモや展示会デモ、動画デモ、インタラクティブデモなど、様々な種類があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

製品デモンストレーションのコンテンツは、製品の機能や特徴、利用メリットを紹介するために設計されており、SaaSにおいては無料トライアル・フリーミアム製品のような手間をかけずに、その製品を直接体験してもらえます。

製品デモンストレーションは、潜在顧客にその製品への関心を高めてもらうこと、そして意思決定を促進することに活用されています。

関連記事:製品デモとは?重要性や効果、成功させるポイントを紹介

製品デモンストレーションの種類とそれぞれのメリット

製品デモンストレーションのコンテンツの種類や、それぞれの活用メリットについて紹介します。

インタラクティブな製品デモコンテンツ

海外のForrester社の調査「Forrester research shows」によると、製品の購入者・購入企業の60%は、商談を実施する前に、ベンダーのWebサイトにアクセスし、その製品に関する情報収集を行っているというデータがあります。

サービスサイト上に、潜在顧客がその製品を体験できるインタラクティブなデモコンテンツを埋め込んでおくことで、製品への理解や興味を高めてもらうことに役立ちます。

プロダクトツアー

セルフガイド式のプロダクトツアーは、顧客主導で、製品の機能の理解を深めることに活用されます。

顧客は、自分のペースで製品について学び、理解を深められます。

ただ、製品の使い方を知ることに適しているため、製品導入前の顧客よりも、製品契約後の顧客に対して、使い方を理解してもらうことの方が適しています。

プロダクト操作の動画

インタラクティブな製品デモコンテンツを作成することが難しい場合、製品のスクリーンショットなどの静的なコンテンツよりも、動画のコンテンツの方が、顧客エンゲージメントを高めやすいと言われています。

動画を通して、製品の価値やメリットを分かりやすく伝えられます。

関連記事:製品デモコンテンツはノーコードで作れる?作成方法や完成イメージ、おすすめサービスを紹介

製品デモンストレーションを行う・コンテンツを作成する上でのポイント

製品デモンストレーションを行う際や、コンテンツを作成する上でのポイントを4つ紹介します。

まずは顧客のことをよく理解する

効果的な製品デモンストレーションのコンテンツを作成するためには、まずターゲットとなる顧客を理解することが重要です。

ペルソナのことを理解するためにも、データを収集したり、アンケートを実施するなど、ニーズや関心を理解した上で、製品デモンストレーションの内容を企画しましょう。

短く簡潔に作成する

製品デモンストレーションのコンテンツは、短くシンプルにし、伝えたい情報を絞り込みましょう。

メインとなる情報やメリット以外の情報は、極力除いて作成してください。

製品を利用するメリットや価値を提示する

良い製品デモンストレーションのコンテンツは、導入推進者が社内で決裁を得る際に、役立つコンテンツになりますので、製品デモンストレーションの中で、しっかりメリットや価値が伝わるような内容にしましょう。

事例や実話などを紹介する

製品デモンストレーションのコンテンツの中に、事例や実際の体験談などの内容を入れることで、潜在顧客の興味を大きく引き込み、信頼を得ることにも繋がります。

製品への親近感と信頼性が増し、より製品の価値を感じられます。

関連記事:顧客に刺さる製品デモコンテンツの作り方やポイント、作成の流れを紹介

BtoBのSaaSプロダクトにおいて製品デモンストレーションが重要である理由

ガートナー社の調査によると、54%の企業が、製品を導入する上で製品デモンストレーションが最重要の要素としています。

また、Webサイトにインタラクティブな製品デモンストレーションのコンテンツを埋め込むことによって、リード獲得向上に繋がる他、営業活動においても受注率を高めることも「2022 C-Suite GTM Benchmark Survey,」等の調査から分かっています。

これらのことから、BtoBのSaaSプロダクトの事業活動において、製品デモンストレーションのコンテンツを効果的に活用することが非常に重要だと分かります。

関連記事:製品デモプラットフォーム活用事例7選!目的別、業界別の活用イメージまとめ

製品デモンストレーションのコンテンツを作成する4つのステップ

製品デモンストレーションのコンテンツを作成する際には、下記のステップで進めます。

1.製品デモンストレーションの目的やターゲットを整理する

2.製品デモンストレーションのコンテンツの内容を決める

3.PLAINER等の専用ツールを活用して、製品を操作する様子を撮影する

4.製品デモコンテンツの編集を行う

製品デモンストレーションのコンテンツを作成する方法は、いくつかありますが、ある程度の本数を作る予定があったり、デモを自由に編集したいのであれば、専用のツールを活用することがおすすめです。

関連記事:製品デモコンテンツを作成するのにおすすめの専用ツールとその特徴を紹介

PLAINERを活用して、製品を効果的に紹介するデモコンテンツを作成しませんか?

今回は、製品デモンストレーションの種類やメリット、デモコンテンツ作成時のポイントなどを紹介しました。

製品デモンストレーションのコンテンツは、特にBtoBのSaaSベンダーにとって不可欠です。マーケティング活動や営業活動、CS活動などあらゆるシーンで活用できますので、ぜひ、専用のツールを利用して効果的なデモコンテンツを作成してください。

PLAINERは、誰でもノーコードでソフトウェアを複製・カスタマイズしたデモコンテンツを制作し、顧客への提供とアクセス解析を可能にするサービスです。

サービス開始からfreee、Chatwork、ヌーラボなどの上場企業を含め、先進的なプロダクトを持つSaaS企業を中心に導入され、作成されたデモは10万人以上のユーザーに閲覧されています。

プロダクトの画面をキャプチャするだけで誰でも簡単に製品デモを制作できるので、これまで製品デモの制作や管理にかかっていた工数を大幅に削減できます。

製品デモをこれから制作を考えている企業様、製品デモの制作や運用に課題をお持ちの企業様は、ぜひサービス紹介資料をダウンロードいただくかお問い合わせください。